印刷M&A・実務ガイド
印刷会社の用紙代と価格転嫁|案件別原価・改定履歴の管理
用紙の仕入単価が変わっても、前回の見積を使い続けると受注時点で採算が見えにくくなります。紙代、刷版、外注、配送、やり直しの負担を案件ごとにそろえて整理します。
| 項目 | 確認する資料 | 判断前に確かめること |
|---|---|---|
| 仕様 | 紙種・連量・サイズ・部数・予備紙 | 同じ条件の見積同士を比較 |
| 仕入条件 | 紙商別単価・運賃・発注単位 | 単価だけでなく発注総額を確認 |
| 原価 | 用紙・外注・出力・配送・実作業 | 含む費用と含まない費用を明記 |
| 価格改定 | 提案日・根拠・回答・適用日 | 未交渉と合意済みを分ける |
目次
自社で進める確認作業
記入用の案件原価管理表で、受注見積と完了後の実績を並べます。差が大きい案件は、紙の追加、再校正、特急配送のどこで発生したかを確認します。
判断前の注意点
管理表の差引額は会計上の利益や企業価値ではありません。配賦費用や税の扱いなどの集計条件を別に記録します。
記入用の管理表
記入用シートです。自動計算はありません。例は架空です。顧客名は匿名IDに置き換え、原稿や個人情報は記入せず、資料の保管場所と担当を記録してください。
