印刷M&A・実務ガイド
印刷会社の企業価値を説明する資料|利益・設備・顧客を照合
売上に一定倍率を掛けるだけでは、印刷会社ごとの受注構成や設備更新負担を説明できません。会計数値と工程別の資料を結びつけ、利益が続く条件と必要な投資を分けて示します。
| 項目 | 確認する資料 | 判断前に確かめること |
|---|---|---|
| 収益 | 月次損益と案件別売上・直接費 | 集計期間・原価範囲をそろえる |
| 設備 | 簿価・保守履歴・更新見積 | 稼働継続に必要な支出を分ける |
| 顧客 | 再版頻度・粗利・担当関係 | 継続性と特定先への集中を確認 |
| 資金・負債 | 現預金・借入・リース・運転資金 | 価値の説明と決済条件を区別 |
目次
自社で進める確認作業
一時的な修理費や大型単発受注を調整する場合は、元の決算値、調整理由、根拠資料を並べ、調整後の数字だけを提示しないようにします。
判断前の注意点
資料整理は価格算定や成約価格の保証ではありません。評価方法、事業範囲、負債の扱いは専門家と個別に確認します。
